2013年5月19日 (日)

ニコニコ超会議2で思ったことなど

http://yokosima-note.tumblr.com/post/50762725499/2
↑にある記事と同じです


ニコニコ超会議2

色々あってなかなか楽しかったんですが

感動したことがあってですね

ニコつく?の鉄道模型のところに3人くらい人がいて

写真撮ってもいいですかーって聞いたら

「いいですよ」どころかねー もう それはそれはうっれしそうに

「これは彼が作ったんですよー」「これはこういう作り方でー」

って色々と説明してくれて 

多分あの人達は自分と同じ歳かそれ以上だと思う

けどその時だけ本当に子供みたいなんだよ(もちろんいい意味で

めちゃくちゃ輝いてるんだよ

そうだよ

ほかのブースも全部そうだよ

音楽だったりゲームだったりプログラムだったり

同人誌もイラストも全部さ

あっそうか俺はこれを見に来たんだって思ったよ

桐島部活の映画を見てもやっぱりそれを感じたんだけど

つまりですよ!

仲間だと思っていたら裏切られたり悪口言ってたり

あるいは

付き合いのために良いと思わないものをイイネ!なんていったり

友達の中でも気を使いあったり嘘をついたりする

そんなことがたっくさんある世界の中で

あ、この人達は

周りからこう思われたいから とか

これが好きであるから何かを得られる とか

そういうの一切なしに

ただ純粋に見返りなしで

これが好きで好きでたまらないんだ

ってことが伝わってきて

それが物凄く 尊く美しく思えて感動したんだよ

本当に

それは最高にかっこよくて素晴らしいことなんだ!と思って

最近の映像はずっとそれがテーマになっています

そしてしばらくこれからも・・・

○○○

なんか文章にすると当たり前のこと言ってるけど

その時はもちろん しばらく思い出すたびに 本当に胸が熱くなるような思いをしていたんだよ

○○○

おしまい

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2012年11月 5日 (月)

2012年ももう終わりですね ( ◉ ‸ ◉)

( ◉ ‸ ◉)
( ◉ ‸ ◉)
( ◉ ‸ ◉)
( ◉ ‸ ◉)
( ◉ ‸ ◉)
( ◉ ‸ ◉)
( ◉ ‸ ◉)
お久しぶりの日記で
相変わらずぼくは下書き保存ばっかりしてました
タンブラーでミニブログ始めようと、もっと気軽に書こうと思って書いてみたけど結局下書き保存が10件増えただけだった
さっきまでREELつくってたんですけど
去年は仕事で今年はFRENZ頑張りましたって感じですかね
というかそれ以外何もしていない
うわあああああああああああああああ
FRENZくそ楽しかったなーもうううううううう
(reel見たい方もしいたら個人的に連絡下さい、会社で作ったのもあって公開していいのかわからないので)

技術的にもアイデア的にも総力を尽くす勢いで自分も出したのですが
感想もいろんな方から今までにないくらいもらえたのですが
そうなんだよ・・・
いなくていいこ伸びなかったんだよ・・・クソ・・・・・・
結構ショックだったんだよクソクソクソいったいどうしたらランキングにのるんだよ・・・
まぁもとから期待もしてないけど
やっぱりそうか・・って感じだけど
それでももうあと何をしたら伸びるのかよくわからなくて
よくわからないよくわかんねーなーーー
FRENZ終わってもう結構たってて
次に切り替えたりしないと何だけど
というか皆そうしてる
自分は9月から先に進めなくて
何か作ったりする気力もないというか
いなくていいこに時間かけすぎてすごい疲れたというか
作りたいものはたくさんあるけどまたアレをやるのかーって考えると頑張れない
ここが才能の差なんだと思うよほんと
かなり体力もオチました
最近mayaやったりnuke覚えたりしてそれは楽しいんだけどね
そして冬がやってきた・・
自転車乗っても寒くてつまらん・・
ずっと夏が続けばいいのに・・・
ザ・なつやすみバンドと言いフラッシュバック、夏 といいなんで夏に聞くべき音楽を毎年この時期に見つけてしまうのか
車の運転も全然うまくならんし全体的にクソ
体の調子もよくならんし相変わらず原因不明すぎ
いなくていいこの制作ノートとか後書きとか公開するとか行ってどんだけたっとるねんと
あと去年のfrenzのもすぐ公開するとかいって結局7割あたりでAE落ちまくって止まってる
ふおおおおおおおおおおおおおおおん
たまにかきたくなるこういうどうしようもない日記
もうここはこういう事を書く場所にしてもいいなうんそうしよう
どっかの書き込みで「うまくいかないから死にたいけどとりあえずエヴァQはみたいからそれまでは生きる」っていうのがあって
笑ったしなんか思考似てるしいやいやそうじゃなくて でもそう考えたらエヴァってすげーよすげーよ
人を極限まで楽しませるものって そういう思いをつなぎとめておくこともできるんだなーって
本当にすごいよ・・自分もそういうものを作りたいよ・・・
おしまい

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2012年8月19日 (日)

マグノリアDVDとPTAとそこから勇気もらったって話

マグノリアって映画と監督とそこから勇気をもらったって話します

↑これから一行目にあらすじ書くことにした

(この映画未見の方、ネタバレ無しで書いてありますが 気になったら是非ツタヤなどでレンタルしてみて下さい オチがある系?の映画なので検索したりレビューとかもなるべく見ないほうがいいです)

あと意識朦朧としながらぶんしょうかくのすきなんで時々変なこといってるかも

********************

この前ディスクユニオンいったんですよ

(↓このCDを買いに行ったついでによっただけなんですけど・・だけどこれらは売ってなかった(^_^;)
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0020/01/40/040020014068.html http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/23/93/040010239332.html


そしたら大好きな映画のマグノリアのコレクターズエディションが980円で

何だかすごく興奮してレジに行きましたよそりゃあ

二年前に渋谷のタワレコで見かけてお金ないから次にして

次行ったらもうなくなっててネットでもオークションでもなくて

でも好きな映画だからメイキングとか見たいとにかく何かこの映画に関する何かが知りたい!!

ってずっと思ってたのでよかったよかった

本編はレンタルできても特典映像はできないんでー

この映画の情報がもっと知りたくて外国のサイトひたすら回ってその時だけ英語力が10%くらい上がった気になったりしてました(こういう感じで好きなものの目的があれば勉強もっとやってた気がする いややらないか)

で中身を見ましたと


・監督PTA(ポール・トーマス・アンダーソン)喋ってる姿を始めてみたけどすごい予想通りの人
かっこいいし頭もいいけど感情的でユーモアがすごいあって
周りのスタッフを喜ばせようとあれこれやったり
でもシリアスなシーンのリハーサルでは演技を間近で見たり悩んだり・・・
この監督の映画はどれも「目線が優しい」から好き
目線については言葉で伝えられるかわからないし長くなりそうなのでまた今度書きます もちろんカメラに映る誰かの目が優しいとかそういう物理的?な話ではないです

・映画の現場ってほんとうにすげーと改めて
お金をこれでもかと、その瞬間、そのフィルムのためにたくさんのお金や人や想いが動いてて
本編見たあとにメイキング見ると当たり前だけど映画は作られた世界なんだってわかる
現場は色や明かりが映画ほどドラマチックじゃないし背景が映らないところはほんとハリボテだったりして
でも本当に1カット数秒のためにこんなに時間と金と・・って考えたら感動してきた

・この映画すごい好きで何回も見ているけど毎回気付きがある
キャラが調べるほどにお急気があるっていうか
例えばサントラ聞く、キャラの一人が車でよく聞いている曲も入っている、
その曲の経緯を調べたりタイトル、歌詞などからどういう意味の曲か考える
(こちら側の聞いた印象、ではなく意味として曲を捉える、意味は映画ではモチーフ、メタファー、キーアイテムになる)
その曲を何回も聞いている=どういう性格、考えの人かなんとなくわかる
そしてその上でまた前編見ると使われどころが!

・この監督やっぱりものすごく映像の感覚が若い気がする
たとえばステディカム使ったり真横や真正面からとったり
見た感じでやっぱり普通の画じゃないってわかる
これスコセッシあたりからきているのかなーって前「グッドフェローズ」見てて思った
そんで昨日imdbみてたら影響受けたクリエーターにスコセッシとトリュフォーってあったから間違いない、スコセッシ偉大

何が言いたいかってこの人VCR世代
VCR世代というのは映画を映画館や名画座や映画学校で学ばずに
ビデオを大量に見て映画を勉強した人のことです
タランティーノとかもまさにそうで
つまりいろんな人の映画を吸収しまくって(とにかく量が多い)自らのセンスによって取捨選択して組み合わせて映像を作る
悪いところは・・全く誰も考えたことのない新しい映像、ではない
あとはパクリといわれればそうだしセンスに頼っちゃうところが多い ぐらいだろうか

自分もそうなりたいなと思って映画見てた
センス云々はともかく
「新しい表現、映像」をつくるには「何が古くて何が新しいのか」を知らないとダメで
そうなると結局歴史を知るしかないってことになる これはどんな本にも載っていない 自分で見ないといけない
見ていくと自然とやられていない映像がどういうものか導き出される
あーなんか難しい話っぽくなってきた何が言いたいかって言うと
ハングオーバーのあれ!!!(起きたら大変なことになっていて記憶が無い、をサスペンスでなくてコメディでやるというアイデア)自分のほうが先に考えてたのにクッソ悔しい!!!(でも作ったものがちなのいくらこんな事言っても無駄である)

なんか話ずれてきたけれど
PTAの映像の感性素晴らしいって話
だけどその物語とギャップがある
あーそうかそうそこなんだよ自分がこの監督好きなのは
つまり
映像の感覚がすごく優れているのにそれが充分に発揮できそうなアクションとかサスペンスとかに行かずにヒューマン作ってるでしょ
しかもすごく私的な、かっこつけじゃなくてもう自分さらけ出す系の
そして見事に成功している
自分もこういう人になりたいなって思う

それでですよ何が言いたいかって言うとですね(ここからがこの記事書こうと思ったこと
メイキングの最後に監督が自室で女の人と(多分奥さん
コントみたいなことをするという私的な映像があって

そこで監督PTAが奥さん自体をマグノリアって映画自体にみたてて、この映画に対する思いをじゃれあいながら言うわけ
奥さんダンスする、PTAおこる(フリ
「前作のスタイルはどこへ行った!」
「上映時間長すぎるだろ!」
「わめきちらすシーンが多すぎる!」
「あそこのシーンしつこいぞ!」

と、思いつくままにこの映画の欠点をいっていくのね
それで最後に
「自分の心の病を皆に見せただけじゃないか!」
っていうのね

でもそのあと「それでも俺は君を愛してる!前作とは違うけど愛してる!」っていうのね

これすっごい感動してしまったなぁ
そうなんだ、何かを作るときに自分の病気な部分も見せるくらいの覚悟がないとダメなんだって
いい作品にはセンスと知識と時間と予算と・・いろいろとあるけど それだけじゃなくて
自分の性格やメッセージや想いが加わることでより人の奥に伝わる作品になるんだって

今作っているもので悩んでいる部分があったんだけど(自分は好きだし作りたいし技術的に全力は尽くせるけど果たして人に受け入れられるか?ってこと
なんかすごく勇気をもらったというか確認できたというか

この映画では「映画でやってはいけないといわれてきたことをあえてやぶる」部分があって
それを許せるかによってこの映画好き嫌い激しく別れるんだけど
そういうリスクのあることをやるところとかも好きだなあ
やっぱり皆に好かれようなんて思っちゃダメだって思う
賛否別れたっていい、自分が嫌われたっていい位の覚悟があって初めて誰かの心の奥に突き刺さるのではないかと思う

ネガティブで暗くて作った人の心の病がでてて見た人がドン引きするような映像でも
怖がってちゃダメだ
少しでも日和ったらもう届く人にも届かなくなる
だれかの心の奥まで届かなくて
「数ある中の一つ」で終わっちゃう
そんな気がするなぁ

おしまい

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2012年7月 7日 (土)

いつが一番楽しかったって聞かれると23歳って答える

「○○さんはいつが一番楽しかった?」

ってたまに聞かれるけど23歳って答える

そうすると「今やないかい!」って突っ込まれるけど

23歳というのはつまり今の歳って意味でして

今が本当に一番楽しいなーって思う

たまに見るまとめサイトの「懐かし画像」「夏休みあんなことしたよな」スレとか

いいなーよかったなーとも思うけどそれ以上に今のほうが楽しいな

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いろんな音楽聞いて欲しければCDも買って

腐るほど好きな音楽があるし、あと歌詞の意味、音色、メロディ いろんな部分から音楽が見えるようになってきて

そうすると余計に感動できたりする

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自転車で好きな道をいけるし 戻れなかったらATMでお金降ろして行き着いた先に泊まってもいいんだ

子供の時できなかったことや行けなかったところにいけるっていう、この!楽しさよ!

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どこ行ってもいいし いつ帰ってもいいし コンビニでお酒を買って飲んでもいい

お菓子とかジュースを大人買いしたり

映画館1800円でも仕方ないねーって言いながら見れるようにはなったのもすごい楽しい

去年は人生で一番映画館で映画みたのが多かった年でした

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あと「生活のものを自分のお金でアップデートする感じ!」ね

といってもシャンプーの容器をそのままからおしゃれなボトルにかえるとかその程度なんだけどw

そういうのが何か、たまらなく嬉しかったりする

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映画もいろんなジャンル理解できるようになったし

多面的に見れるようになった

脚本の構成はどうか、カットの割り方はどうか、ライティングの効果はどうか、構図はどうか、

どのアイテムに隠された意味があるのか、セリフの言い回しはどうか、さりげない演技はどういう効果をもたらすか

見つけた時に「あ、そのための演出かー」とか理解できるようになってすっごい楽しい

だいたい人から評価される映画は、そういう論理的に組み込まれた「意味」の数がすごく多い

組み込んだ人が知らずになんとなくでやっているのか、効果を理解してやっているのかはわからないけどさ

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爆笑問題の太田さんが前にTVで

「未来はいつも面白い」って言っていいるのを覚えてて
(http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20110917)

あぁ、本当にそのとおりだなぁって

3DSとかiphoneとか子供のころ夢見たような機械が売ってるし、持ってるしね!

今まで自分が作ったアニメも、今の自分からみると「なんだこりゃ」って思っても

きっと子供のときの自分に見せたら「すげー」ってなると思うんだよね

自分は小さい頃からアニメとか漫画とかテレビでやってるようなのとか自分でも作りたくて

真似してセル画とか原稿用紙とか用意するんだけどうまくいかなくて、ハードルが高すぎて諦める、飽きちゃうっていうw

そんなのをずーっっと高校生ぐらいまで繰り返してた

ただ出来ない自分が嫌だから絵の練習とかは長く続かないwこれは今でもダメだね

つまり大体はコンピューターのおかげ!そしてadobe様のおかげ!!

ほんとすごいよね昔の憧れてた映像とかデジタルで作れちゃう

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あとさっきの映画の話とも通じるけど、脳のなんかがよくなってる?

理解力とか・・脳の何かが、flash始めた時に比べて格段にレベルアップしてるのはわかる

それでも人からは随分遅れてる、と思うんだけど、でもちゃんと理解できてよかった

だから「若くしてあんなすごいものを作ってた人」は、このレベルアップが元からか、早くに来てた人なのかなと思う

なんかわかりづらい文になってしまったけど、例えば映像作るときに手順とかあるじゃない

「これを先に作ってシンボル化しておいてあとでこの部分で使い回し」とか

作ってる時ってそういうのがもうごっちゃごっちゃにからみ合って、

だからこそ最初にどういう手順で作っていくのが一番効率がいいのか 考える時間がすごく重要なんだけど
(最初に考えてる時間をロスしたとしても、結果的に見たら要所要所で無駄な時間の短縮に繋がって製作時間が短くなる)

つまり今までは無駄が多かった、と

今ならわりと最短に近い、無駄のないルートでいけるのではないかと思う

あとショートカット使うのとかも同じ理由だよね

自分はこれ、「flashになれたから早くなった」と思ってたけどそうじゃない

同じことがたまにしか使わない音処理のソフトや3Dのソフトにもいえた

特にmayaは・・大学一年の時に(5年前くらい)触って、先生や教科書があったのにもうわけわかめで

トラウマになってやめちゃって、ずっと自分は3Dできないんだと思っていたけれど

今年のはじめに1からやったら、(わからないとこあったらサイト探して~で)すらすら理解できて自分でもびっくりした

多分学生の時に習った半年分を3日くらいでできるようになった

「名前はわからないけどこういう機能絶対あるはずだ、なけりゃ絶対困る」ってなんとなくわかるようになったんだよね

あとはmayaソフト上でその機能の名前を探す・・

(こういう本出したら売れないかな、習得しているソフトでの機能の名前との変換表)
(AEのこの機能はflashでいう〇〇に、■を足した機能です)とか

よくわかんなくなってきたけれど、「昔出来なかったことが出来るようになって嬉しいよ!」

「昔出来たことはもっと短い時間で出来るようになったから嬉しいよ!」ってことなんですよ!

---

なんでこんなに今楽しいんだろって思ったんだけど

楽しいってより、多分学校の生活とかが自分には嫌で仕方がなかったのかもしれない

皆で何かをやるとか マラソン大会とか 体育の授業とか・・・

拒否できない嫌なことがそこにはあって、それがすごく苦痛だった

今でもそういうことはもちろんあるけれど、すっごく少ないというか

だからこういう業界業種は自分に合ってるな、と思う

給料とか休み倍になるから営業やってといわれてもやっぱりやりたくないしw

周りの人も「好きな事だけしかやりたくない」「タバコ好きだから吸う、その代わり早く死んでもいーやー」とか

自分と割りと考えが近い気もする

だからまとめると(まとめなくてもいいけど)

今が一番楽しいって思えるのは

「自由であること、嫌なことやらなくて済むようになったこと」

「のーみそがレベルアップしていろんなことが理解できるようになったこと」

の2つが理由かな

・・・・。

なんだこの記事何が言いたかったんだ

*******

*近況*

いろんな事でまた行き詰まったりして

やる気も集中力も体力もなくなってきててうだうだしてる

やらなければならないことを回避して

趣味のはずの、楽しいはずのこれもなんだかよくわかんなくなってきてよくわかんない

でも多分やり始めれば楽しくなる・・のかな

去年のfrenzの奴 6月中に公開する気あったのだよ

あでもこれは時間かかってもかならず公開します

これ自分でも半年以上ぶりに見たんだけど

正直結構好きです

今まで自分が作ったのは一ヶ月もすると「なんでこんなの作ったんだ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あ」ってなってたけど

これははじめてそうならなかった もちろん欠点もたくさんあげれるけどさ

自信がある、ということなのかもしれない

ふふふふふ

ずっと家にいてもしかたがないので

来週からしばらく旅行にいくことにしましま

その予定だけを毎日楽しみにしている

遠足の前の日みたいに「実際はそんなうまくいかないよ!」って

わかってるんだけどワクワクしてしまうんだなぁ、バカなんだなぁ

でもこんな近い未来の予定が楽しみで、ワクワクするってすっごいひさびさかもしれないなー

おしまい

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2012年5月24日 (木)

もっと素直に作るべきかもかも/リンゲルロック以前と以後の私

*この記事の前半は去年ー2011年7月に下書きで書いていた記事をちょっと修正したものです
*去年からこういう感じで言いたいこととか書きたいこととか下書きで残したものがたくさんあるのですがなかなか結論が出なかったりでストックして終わるパターンが多い なるべく直して公開していきたいです

**ここから**
今年もfrenzでます!
ここ半年・一年・・ずーっといろんなコトを考え脚本を描いたりストーリーをつくったりしていました

マイケル・ムーアのような主張するもの、
日常のなかのおかしみを表現したもの、
どんでん返しのサスペンス、
はちゃめちゃななんでもありコメディ、どきりとさせる物、
ロマンチックコメディ、ヒューマンコメディ
タランティーノとかイニャリトゥのような時系列を操作した映像、
伏線、比喩的な表現、含みの演出、・・・

多くの人を楽しませることができるかもしれない、
しかしそれらは自分が作るべきでものではないのかもしれないと
今年はもっと素直に作ることにしました
この感じは二年前に同イベントに出させてもらったときと似ている
もっと素直に・・昔を思い出すのだ
フラッシュでつくるぜうおーてなってたときを

先日いろいろあってアニメを見る機会があったのですが
そこでなんかこう懐かしい感じが蘇ってきて
キャラクターたちが戦いの合間に楽しいイベントが起きるみたいな内容なんだけど(ロボットアニメ?)

自分はそういう部分がすごく好きで、むしろ戦いの部分いらないから(もちろん戦いの合間にやるから日常が活きるって効果もあるだろうけど)
もともとアニメを始めた時はそういうのをつくろうって思ってました
リンゲルロックは徹底的にそういう部分ばっかり集めたアニメをつくろうってところから生まれました

あのアニメは・・・たしかヴィム・ヴェンダースだった気がする、「いい映画とは・・あえていうなら心に残るシーンの数が多い映画かもしれない」ってどっかでいってて
よし自分も次はそういうシーンやシチュエーションをふんだんに入れたものにしようと。
バーのシーン、モーテルのシーン、そして映画館!、(ここはやはり一番力を入れたかったので、券とポップコーンを買う、必要のないシーンからいれました)そしてラストのロケットシーン、、、(背景描いてる時もすごく楽しかった!)

今考えると一つ一つを絵としてとらえて、それが多く書けるようなストーリーを組んだのかもしれない
でも今はストーリーをデザインする、という部分にすごく興味があって、そのためには主人公が魅力的な場所へ行くのも諦めないといけない、書きたい絵を我慢しなきゃ、みたいな所があります
**ここまで**

*ここから追記
いつもどおりふらふらし始めたのでまとめると
→「リンゲルロック」以前の自分は「いいシーンが集まって一つの作品になる」だったのが

→今は(frenz2011にださせてもらったのも含め)「作品とは1つの物語である、良いシーンの数が少なくても物語の構造や展開が美しければ結果的に良い作品になる」という考えですかね・・


ただもちろんこれは答えなどなくて、「自分が作品を通じて何をしたいのか」によるのかもしれない
→前者は、作品中に旅の先々で美しい風景やシーンがあれば、それは観客に旅を疑似体験をさせていることになる。。「雰囲気」「空気感」「体験」を出したいのならばこちらかも知れない(ドキュメンタリック)

→後者はキャラクターが物語を通じて成長するのか、(あるいは転落するのか)
そして物語を通じて監督は何が言いたいのか、がメインになってくる(ドラマティック)
「訴求力」「物語(キャラクターの人生)」「統一性」「カタルシス」ならばこっちでしょうか

ここ1,2年、自分は完全に後者よりだったんですけど、今年の初めに渋谷ツタヤでヴィム・ヴェンダースさんの「ロードムービー三部作」のなかで唯一見ていない「都会のアリス」をやっと見つけて借りたんです
そしたら、あぁ、やっぱりこっちもいいな、と思ったんですね
何がいいって理屈が通用しないんです、「物語全体を通じて何が言いたいのか」、とか、「このアイテムは何かの比喩表現なのか」とか、普通の劇映画に求められる野暮な質問は、この人の作品には全く聞かないんです
リンゲルロックの時はそんな事意識しないで、ただいいなぁと、それだけを思っていたのですが、それで正しかったんだ、そして今なら良さがもっと深く分かる!

「物語」という枠から解放されたキャラクターたちが、ひたすら自由に会話をし、自由に旅をし、自由に感情をあわらにする・・・
これってもう人生じゃないか、と思うのです。
スタートもゴールもありません、決められたセリフもありません、行き先も決まっていません、感動的な場面があるかもわからないし、作らないので自由にキャラクターの意思で笑ったり泣いたり、好きにしてください、ずっと無言でもいいですよ。。。
逆に言えば、キャラクターのその自由な行動や言動、それ自体が物語を帯びてくる、物語を創りだしていくんだね。監督や脚本、カメラといった制約から飛び出した、とてつもなくリアルなストーリーだね。

と、ヴィム・ヴェンダースバンザイみたいな記事になってしまいましたが
やっぱり自分が知る中でここまで自由な映画ってヴィム・ヴェンダースかジム・ジャームッシュかの二人くらいしかいない気がする
そして今、現代の日本ではそういう映画は殆ど見られないし、評価されないと思っています。
映画とは非日常だ、物語だ、ドラマだ!みたいな匂いがすごくするので、、

どっかにも書いたかもしれないけれど、リンゲルロックはヴィム・ヴェンダースさんの映画を見ていなかったら作れなかった、です。それと世界観はイーストウッドの「ダーティファイター」という映画らへんとごちゃまぜにしています
(ダーティファイター1,2は「わかりやすい物語」も含めて、自分のいっちばん好きな!アメリカのあの時代の!映画だ!感がすごいです!モーテル、バー、雲の量が多いアメリカという土地・・好きすぎてたまらない!クラクラするぜ!)
(場所や時間的な制約をとっぱらって、自分はすぐにこの時代のアメリカに瞬間移動できる!いい時代だなぁ!)
そんな感じでしょうか。

あでもそう考えると是枝裕和さんは限りなくドラマ性を排除しているし、イ・チャンドンさんも非日常でない映画を撮リ続けたいみたいなことも言っていたような・・・
と、いっくらでも話が伸びていくので今回はこのへんで。おしまい。

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